先延ばし癖と呼吸筋
やらなくてはならないことを先延ばしにしてしまう衝動の正体は呼吸筋の緊張です。
自分ではやりたいと思うのに身体の奥深くを流れる何かが自分を止める。外から見たら怠け者にしか見えない。
自分では説明がつかないから自分に対する自信を失い、自分の望む人生ではなく、怠け者の人生を、自分を呪いながら歩んで行くしかなくなっていく。
自分を防衛するために呼吸を制限し、そして制限している事を忘れてしまう。そして「何かが充分でない」という感覚が始終感じられるようになる。
何か自分の土台の部分が足りなくて自分の前に一歩踏み出すことが出来ない。「支えが足りないからそれは止めた方がいいよ」と自分の中から声がする。「やろう」「出来る」という声は自分の中を流れる抗いがたい暗いエネルギーに呑み込まれ、かき消されてしまう。
自分を邪魔しているものの正体を知り、それを自分の強力な援軍に変える方法はある。
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