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うまく話せるか心配してるのが一番危ない

「どうしよう、自分の話す番が近づいて来た!」 「前の人うまく話したなぁ、いいなあ!」 「うまく話せるかなぁ?」 こうやって心配したり悩んだりしている時、その人は周りの人をよく見ていません。 その「場」をみんなと共有していないのです。周りと切れた自分だけの世界で自分の事だけを心配している。 そんな状態でみんなを喜ばせることができる筈がありません。今この場でお客さんが何を求めているかに全く関心が無いのですから。 無駄に自分の事だけ心配するより、自分が話す相手をよく見ましょう。 その人は何を望んでいますか?その人はどんな話が好きですか?その人はどんな夢を持ってどういう生き方をしていますか? ずっと昔、あなたがまだ恋をしていた時、あなたはいつもそうやって恋人を喜ばせる事を考えていました。 恋人があなたの話で笑ってくれる時があなたの無上の幸福でした。 人との出会いにときめいていた、あの時のあなたは今どこにいますか?

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