人前に立つ時

人の前に立つ時、あなたはあなたを見つめるたくさんの目に出会い、いろんな感情があなたのなかにたち現れてきます。 「うまくやりたい！」 「失敗したらどうしよう」 「早く終わりにしたい」 「〇〇さんはどう思うだろう？」 過去の感情と現在の感情が入り交じり、何を話したらいいか分からなくなります。 あなたの心のその混乱と防衛の層の下に、あなたが本当の価値を置く、核と呼ばれる層があります。 深く強い感情に彩られた、あなたがあなたでいられる場所です。 人の心を動かし、感動を呼ぶにはこの核の部分とつながり、感じながら話すことが必要です。 自分を守るために自分を閉ざすのではなく、自分の素晴らしさに気付き、分かちあうために開いていくことです。 あなたが心を開けば、観客も心を開きます。 あなたとお客さんの心がつながります。 恐いものなど何もないのです。